カモ

金融機関が出すマーケットレポートの一部は、店頭でないと配布していない

店頭に行って、情報提供資料が欲しいと言えばその場で印刷してもらえる
1回くらいはやってみてもいいが、本来金融機関の店頭には近づかないのが吉だ

銀行や証券会社に投資の相談をしに行ったら飲み込まれる
投資信託を買わされるだけだ
どうしても話をしたいなら、絶対に買わないと決め、買うつもりはないがそれでもよければ面談を持つ、と営業職員に対して言うようにしたい

営業職員と仲良くなればなるほど、買わないと申し訳ない、この金融商品は買わないともったいない、と思わされるようになる
話してはいけない相手だ

相手が私に近づく理由は、投資信託を購入する潜在顧客として
お金の話やマーケットの話をしてくれるのは、客寄せパンダに過ぎない
預かり資産を増やし、金融商品を買ってもらうことで、リテールビジネスは成り立つ

AIと量子コンピュータのレポートがないかと聞きに行ったら、「買う意志がないのは分かっているが10分でいいので今度出すAIの投資信託の話をしたい」と言われ、明日面談を持つことになった
営業トークに負けてカモられるか、自分のポリシーを貫き通せるか、自分を試す場になる

さて、米国中間選挙後は、FRBが金融引締めを続ける場合に、アメリカおよび世界の景気がこの金利利上げ圧力に耐えられるかの見極めがマーケットの焦点になる

オーストラリアのように景気後退を長らく経験しないという可能性もあるが、米国の景気後退パターンを見ると、もういつ後退局面に入ってもおかしくない
選挙後株に追い風が吹いても、最後の宴であろう

長期保有銘柄以外は、利益が出ているうちに手放し、キャッシュポジションを増やしたい