ミュンヘンのExecutive MBA

IESEというMBA大学院の入学審査官の時間を頂き、私のCVを渡して、パートタイムであるEMBAの方があっているのかなど、気になる点を相談した

 

サマリとしては、MBAとは現状を変えたいと強く思っている人が多くいく場所、スコアメイク(英語、GMAT/GRE)の重要性(基準をクリアしないと候補者にならない)、キャリアリスクの視点(仮に転職しようとしても年齢が高いため選択肢が限られる)、EMBAランキングとMBAランキングの違い、は勉強になった

 

仮にミュンヘンのExecutive MBAに行くなら、最短で来年の秋から18ヶ月となる。

これもプランBとして追求する価値はある気がする

 

以下は、メモ

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私費と社費:

  • 入学審査官の観点では、私費とは、キャリアチェンジがある人、という見方をする。つまり大学のキャリアサポートを使う人で社費と比べてリソースがかかるという見え方になる。受験のプロセスが始まっている時に社費が確定していないと、合格後に仮に社費になったとしても、受験プロセスでは社費としては扱われない
  • 私費留学で休職のパターンで、その後復職というケースでも、多くの場合転職するのが過去事例。よって、私費留学でその後復職と大学に説明しても、キャリアチェンジがある人という見方になる

 

卒業時の年齢:

  • 卒業時の年齢が高いとそもそも入社を認めない企業も多くある。キャリアリスクもあることを認めないといけない。年齢が高い人は、キャリアリスクのデメリットを大学側が認識するのでそれをカバーする他の要素(GMAT/GREで高得点)を揃えないと合格は難しい

 

USCPAとスコア(GMAT/GRE):

  • MBA入試に関しては、GMAT/GREとは別の取り扱い。Waiverにはならない。
  • Executive MBA(EMBA)入試に関しては、GMAT/GREといったテスト関係はMBA入試よりもWebサイトには記載していないが基準は緩くグレーにしているところがある。個別に問い合わせて要件を確認するのがオススメ

 

MBAとEMBA:

  • MBAは自分を変えたいという想いが強い人がいく。現状の延長線で上がっていきたい場合はEMBAの方が合っている。今日の話を聞いている限り、Transformationへの執着が強くない印象。仮にMBAに行くにしても2年生ではなく1年生の方が良いかもしれない。2年生は時間をかけてTransformationしたい人向け

 

EMBA:

  • 立地にピンポイントでヒットする場合は良いマッチ。今回はじめてそういうケースに近いという印象。ミュンヘンで通うことが出来る

 

外部機関の格付けランキング:

  • MBAは卒業後の給与の比重が高い。
  • EMBAは給与よりも受講生からのプログラムに対するフィードバックの比重が高い。こちらを見た方がプログラムの中身を見る上では有効

 

CVの評価:

  • 会社の概要を書いている点は在校生にもアドバイスしており、既にできているのでGood
  • 動詞の使い方もアクティブで成果も書いてあり、フォーマットも良い
  • 他の受験生は、もっと詰め込んで書いているので、職歴の長さを鑑みると、微妙にスペースが空いているかもという印象はある。最新の職歴のところはもう少し厚みを増しても良いかもしれない

 

卒業後の自己研鑽:

  • 常日頃どういう情報に触れているかにもよるが、卒業後に教授の授業を受ける機会はあり、先日東京のイベントに行ったが、特に目から鱗はなかった。コミュニティへのアクセス、人との繋がりが増える点の方がメリットだと個人的には感じている

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