卒業後に、欧州で就職している日本人の事例は参考になる。MBAに行かなくても出来るとは思うが、天気の良い街でラテンのキャンパスライフがどんな感じか経験してみたい
MBAの準備をする前にキャリア診断をしてくれるということだったので、IESE(イエセ)にとりあえずCVを渡した。10日後にフィードバックがあると書いてある。さてどうなるか。足切りの点数は全く取れていないが、まだ年齢的に遅くないというという感じであれば出願準備を本格化させよう
以下抜粋
卒業生の活躍:富士宗一郎さん(MBA Class of 2015、欧州での就職) - IESEビジネス・スクール 東京オフィス
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海外就職・勤務・生活の難しさ
海外MBAという肩書きだけでは、海外就職を実現することは到底困難です。こと海外MBA卒業後の学生の日本市場での売り手市場傾向と比較すると、海外、特に欧州で日本人あるいはアジア人として採用されるというのは、完全に対極な環境と言えます。海外ビジネススクール入学直後から、その受験以上に大変な就職活動を開始する必要があります。
次に、実際の海外勤務自体についてですが、やはり非常にタフではあるものの、やり甲斐の大きさも感じています。英語力は言わずもがなですが、いざ働いてみると、文化の違いによる働き方や考え方の違いに直面することも多々あり、日本人としての自分らしさを失わず、他方で相手の文化を許容していくことは簡単なことではないと、未だに苦戦することもあります。しかしその中で、日本で鍛えられたコンサルタントとしてのスキルや、IESEビジネススクールでの他国学生たちとの過ごした濃密な経験に助けられることは多々あります。また、自分が欧州の企業で日本人として働くことの意味を深く考える必要がある機会も多々あります。その独特な立場から、会社にとって、短期的・長期的にいかに有益な仕事をできるかという点を考え抜くことも大事でしょう。
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KEY DATES
KEY DATES CLASS 2024* | ||
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July - August, 2022 | Move to Barcelona. Get ready for the MBA. | Reduced office hours on campus 8:30 am – 2:30 pm |
August 16-30, 2022 | Intensive Business Spanish classes | Optional - registration required |
September 1-5 & 22, 2022 | Orientation Days | Mandatory |
September 6-21, 2022 | Communication Course and Career Essentials Course | Mandatory |
September 23, 2022 | First day of classes | Mandatory |
December 13, 2022 | End of 1st Term |
*These dates are subject to change.
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まず社会貢献に関しては、ビジネスで成功すること、それ自体が社会貢献であることを理解してもらうためです。成功したビジネスがなければ、社会が上手く回ることはありません。富が創造さなければ、持たざる人に配分してあげることもできません。成功したビジネスは、社会の発展に欠かせないものです。
IESEのMBAで学ぶ将来のビジネスリーダーは、卒業後、遅かれ早かれ責任あるポジションに就きます。そうすると、仕事を作り、学びの環境を社内に整え、コミュニティに対しても責任を負う立場になります。そして、それらを十分に踏まえて「良い仕事」をする必要があります。そうすることで、自ずとビジネス上の結果がついてくることになります。そのため、IESEのMBAプログラムでは、こういった観点を踏まえてビジネスで成功することの意義を理解してもらうことに多くの時間を割いているのです。
アントレプレナーシップは、社会におけるダイナミックなビジネス環境を創造するために、大変重要な要素です。新たに会社を立ち上げるだけでなく、大企業の中でも新しいアイデアを生み出すという意味においても、非常に重要です。起業家精神を持ち続けることにより、激動する市場で求められている真のニーズを探り当て、新しいサービスや製品の開発、強いては新しい仕事の創出につながるからです。
フランツ・ホイカンプ(IESE学長)
ドイツ出身。マサチューセッツ工科大学工学博士。
IESEで意思決定論を教える傍ら、事務局長やMBAプログラム担当副学長を務めるなどして、2016年より現職。
企業経営者にとって最適な意思決定とは何か、不確実性の下での意思決定について行動経済学と脳科学の分野から探求するのが専門。また、国別の幸福度についても研究している。IESEの学長としては以下の4つの柱を自らの任務として掲げている。
・IESEの活動範囲の一層の国際化
・高齢化社会における生涯教育の提供
・マネジメント教育、リーダーシップ研修のデジタル化
・社会へのインパクト
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