FriedrichshafenというBodensee湖畔の街に立ち寄った際に、スージー氏の関心を引いた学校のミュージアムに行ってみた
教育の歴史の展示が中心で、スージー氏は仕事へのインスピレーションになる展示を期待していたが、彼女にとっては既知の内容かつ規模があまりに小さく、ドイツはもっと教育に力を入れるべきだと、ガッカリしていた
確かに産業系の展示であるドイツ博物館とかと比べるとシンプル
個人的には、歴史的には統治者が民をコントロールするための教育という側面が良く出ている展示、ロバが馬鹿という象徴、女子教育は良き母親を育てるものだったこと、戦時下における洗脳といった点を確認出来て興味深かった
展示を見ながら思ったが、Googleが検索機能やメールを無料で使わせて多数の人民の情報を集めているように、教育は無料で義務にして多数の人民を洗脳することも出来るツールであり、社会で生きていくためにはそういった適応も必要だと思うが、使い方によっては恐ろしいものだと身震いした
ヒトラー時代における教育で、誇り高きドイツ国家の為に戦死すれば救われるというメッセージも展示されていたが、日本の第二次世界大戦の時と同じ印象
人は同じ過ちを繰り返すものであり、戦争を経験した人がいなくなった後も危険な人が権力を取れないような仕組みを作り上げることが重要だと思った
数の力と暴力は強力
仕組みを作り上げるという発想をもっと持つようにしよう