ハンブルグとタシロ氏

スージーの教育業界の著名人で、数十年に渡る付き合いで、メンターでもあり父のような存在であったタシロ氏が少し前に急に他界したことを受け、業界の中で様々な動きが出ており、スージー氏は色々な問題に直面している

 

・まずこの業界で誰をタシロ氏の次の顔とするのか。スージー氏は自身はプライバシーを重視しているため著名人にはなりたくないとのこと

 

・タシロ氏とは違う分派が業界団体の中で勢力を増し業界団体は既にタシロ氏の理論や紹介を業界のホームページから死去数日後には既に削除する等独自の動きをしており、タシロ氏の理論を推奨する派と違う理論を推進する派での亀裂が明確化。スージー氏は今の業界団体幹部とはもう方向性が合わない中どのような関係性を保つか又は疎遠になるか。業界団体はそもそもタシロ氏の理論でスタートした

 

・どうタシロ氏のような自身の師匠、パートナーを見つけ関係性を築いていくか

 

色々質問していたら、私にこのような話をするつもりはなかったとのことだが、色々教えてくれた

 

また、ドイツ国内でも州によって制度や規制が大きく異なり、スージー氏が人生をかけて最終的にやりたい仕事は今のミュンヘンだと出来ない(制度が変わる兆しがあったが結局出来ない状態が続いており、行政と裁判している人達もいる)

しかし、先日タシロ氏の拠点だったハンブルグに出張してハンブルグの長年の友人かつ同業者と話してハンブルグは今出来る状況にあることを知り、かつその友人からすぐにでもハンブルグに拠点を写して一緒にやらないかと誘われて真剣に検討しているとのこと

その場合は、投資家ではなく事業主として従業員・親・学校関係者・行政等の地域と密着して日々仕事をしているため、今のミュンヘンの会社は全て譲渡が必要とのこと

昔も譲渡した経験はあるとのこと

 

そう言えばハンブルグは仕事で毎年行っており街は空気が綺麗で美しいとスージーが昔話していた

 

一方タシロ氏が急に他界する前は、ミュンヘンでスタッフ25名ずつ合計3校分(75名を新規雇用)の、小学生から高校生までの学校の授業後の活動を提供する教育サービス会社の新規立ち上げのビジネスプランを練っており、5月中にパートナーシップを組む学校が見つかれば今年の9月にまずは1校から参入するとのこと

家のドアに大きな紙が貼ってあり、ネーミングアイディアを思い付いたら、バンバン書いていた

 

新会社のネーミング、ブランド、事業計画(資金振り)など一部色々垣間見せてもらったが、上記の業界事情など含めて、個人的にはとりあえず全く知らない業界の話は興味深い