アルトエッティングの巡礼 (Altötting)

アルトエッティングはドイツでカトリック最大の巡礼地

 

スージーに、一部ルートを歩きながら解説してもらったが、メッカ巡礼に近いものだと認識した

 

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Gaden Kapelleは、天井も壁も絵がパズルのように散りばめられており今まで見たことがない回廊であった

回廊の一角に色々な大きさや重さの十字架が置いてある

悩み度合によって大きさと重さを変えて掲げたまま回廊を周る

 

スージーにとりあえず持ってみたらどうかと言われたので、そんなノリでやってもいいのかと思いながらもせっかくだしと一番重い十字架を持ったまま早足で回廊を一周

途中で追い抜いた真剣に取り組んでいる人達は、何か本を見ながら呪文を唱えながら噛み締めて周っていた

 

ここで祈りをしている人達は、真剣度合いが全く異なると感覚で分かった

 

深刻な問題を抱えている人達が集っている感じはする


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ディナーをしていたら、突如ロウソクを持った人たちが大量に現れて、何回かGaden Kapelleを回っていた

持つのは十字架だけではないようだ


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スージーが色々解説してくれていたが、ドイツ語なので全て私が理解しきれていない可能性はあるが、上記の理解

 

ディナーは、目の前の景色、料理の質、テラス席でも大丈夫な天候に恵まれて条件が整っており、かなり良い感じであった

 

行く予定では全くなかったが、貴方にとってここも面白いかもと臨機応変に対応してくれるスージーは、提案力が高すぎて毎回驚いている

エネルギー量が私とは違う次元

 

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 アルトエッティングの慈悲の礼拝堂(グナーデンカペレGaden Kapelle)は、ドイツ最大のカトリックの巡礼の地です。歴史は古く、8角形の礼拝堂の基礎部分は西暦700年頃建築。巡礼の目的は礼拝堂の奥に立つ小さな木製の聖母マリア像です。この像は1330年頃に作られたといわれていますが、1489年に事故で重体になった男の子が聖母マリアに祈りを捧げた後、生還するという奇跡が起ました。それ以降、奇跡をもたらすマリア像として、大勢の巡礼者が来るようになったそうです。礼拝堂の周りには、マリア様の慈悲への感謝をつづった2000枚ほどの奉納額が飾られれています。

アルトエッティング(Altötting)はミュンヘンの東90キロ、ザルツブルクの北65キロ。オーストリアとの国境に近く、スイス・アルプスから流れ出るイン川のほとりにあります。毎年、人口1万2千人の町に世界中から100万人のカトリック教徒が巡礼に訪れます。これまでピウス6世、ヨハネパウロ2世、ベネディクト16世の3人のロ-マ法王がこの地を訪れています。 先のローマ法王ベネディクト16世はアルトエッティングからイン川を下って15キロほどの村マルクトル・アム・インの出身です。 

また、礼拝堂には、ヴィッテルスバッハ家の王様の心臓が保管されています。ワーグナーに心酔しノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ2世の心臓も保管されています。バイエルンでは、昔も今も信仰の中心となる礼拝堂です。

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