松尾芭蕉と小野小町

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昔から続いている遊びで今も流行っているものという文脈で、松尾芭蕉の古池の俳句やサラリーマン川柳を少し前にスージー氏に紹介していた

 

Twitterがドイツではあまり流行っていなくて日本で(アメリカに次いで世界第二の利用頻度)利用されているのは、こういった短い言葉で表現する過去からの流れや、ドイツ語や英語では基本あり得ない主語を省く日本語の特徴も影響しているかもしれない、と私の主観を話していたら、俳句はドイツにはないコンセプトで興味深い、的を得て話すトレーニングにもなり私の会社でも導入出来る考え方かもしれない、とスージー社長は語っていた

 

その後スージー氏の書庫に文学の本があることに気付きパッと見たら松尾芭蕉もいた

スージー氏に聞いてみたら、世界の文学の本を読んでいたら、この前紹介していた蛙と池の俳句について、解説しているところに巡り合った、改めて興味深いと思った、という感想

 

小野小町も書籍で紹介されているが知っているかと問われたので、百人一首をその場で誦じ、解説した

百人一首は子供がゲームに勝つために楽しむために俳句を覚えるインセンティブのついた遊びである点が大変よく出来ている、と感心している様子だった

 

スージー氏の本棚は、専門の教育だけでなく、文学、食育、物理学(この前は量子とか分子とかの話をしていた)といった多岐にわたる分野でそれぞれかなり分厚い辞書のような本が沢山ある

マンガとか薄い本は見受けられない

ボードゲームとか遊ぶものは結構ある

 

自分の専門に閉じるのではなく、色々な分野に関心を持つこと、常に自分の専門分野でも新たな理論やベストプラクティスが出てきていないかアップデートすることなど、私から色々質問すればどういうインプットをしているのか心掛けているのか等教えてくれる

スージー社長は年齢がかなり上な点もあってか、レベルが違いすぎて刺激になる