サッカーと日独

ドイツでも活躍された元サッカー選手で、現在はドイツで、日本人やドイツ人にも教えている方から、興味深い話を聞いた

見た目というか雰囲気から全然違った

 

[ドイツでは毎日シャワーを浴びない]

ドイツでは、サッカーをした後でもシャワーを浴びない子供が普通

自分の教え子たちには、シャワーを浴びるようわざわざ指導している

 

そもそも大人でも毎日シャワーを浴びる人がマジョリティではない

アンダーヘアのケアをしている人が欧州で多いのは、シャワーに毎日入る習慣がないことが原因

シャワーには入らなくても、顔とアンダーは毎日洗う

時々トイレのようなものが欧州で見受けられるが、ビデのような感じでアンダーだけ洗うもの

 

(所感)

アンダーヘアは衛生のためという理由の理解が深まった

風呂に毎日入る日本ではこのようなアンダーヘア文化が出てこないのも理解出来た

 

[リフティング]

ドイツのクラブでは、日本の一部のクラブで見受けられるリフティングが連続何回出来ないとダメというのがまずない

なぜか

ドイツのサッカーではいかにゴールにボールを持っていくのか、に焦点が当たっている

リフティングが何回連続で出来ようとも、試合でリフティングをする場はない

よって、リフティング連続何回、といった教え方はしない

 

ドイツに来て、日本の一部のクラブの教え方は、試合で勝つという意味からは離れたところに、エネルギーを注いでいるのではないか、という考えを持つようになった

 

(所感)

ドイツは合理的というイメージを象徴するような話であった

 

[ドイツ人女性は意外にケアが必要]

ドイツ人女子にもサッカーを教えているが、見た目はクールであっても男子と同じように扱うことは出来ない

終わった後に、一言声をかけて気にかけているというのを一人ひとりに示さないと、チームとして全く機能しない

これはプラスアルファではなく、このようなケアが出来ていて土俵にようやく立っているというだけ

一方、この一言だけのケアが彼女達のやる気を引き出す

一言を忘れると離れていく

 

(所感)

ドイツ人女性はクールに見えるが意外な実態であった