ドイツ語圏の人が一番読んでいるニュースがSPIEGEL
鏡を意味するシュピーゲルは、ドイツに限らず、オーストリア、スイス等ドイツ語圏ではこれが主流と今のところ私の周りの全員のドイツ人が言っている
WSJとか日経とかのイメージを持ったが、SPIEGELは新聞を毎日発行しておらず、毎週末に一回である点は異なる
無料版と有料版があり、スマホのアプリでも見れる
教えてもらったその場で取りあえず"SPIEGEL ONLINE"で検索してダウンロードした
無料版でもかなり記事が豊富
ニュースなので写真もあり、雰囲気は分かるが、知っている単語が少なすぎて、(何かメッセージがあるけど、なかなか読解出来ない)現代アートを見ているような感じ
つまり、私の成長余地が大いにある
スマホに通知が来る設定にして、とりあえず慣れることにした
隅から隅まで全部わかる必要性はなく、これは自分にとって重要だと思うものをピックアップ出来るレベルになれば良い
(そもそも日経も、投資関連情報等関心のあるところしか重点的に見ていないし、後は雰囲気を掴んでいるだけなので)
以上は消費者としての視点
経営者及び投資家の視点でこのような伝統的なメディアに対してコメントすると、
・デジタル化の波が押しかけており従来のビジネスモデルが成立しなくなっているので新たな収益源が必要
・投資家からは斜陽産業として見られている。少なくとも成長産業とは思われていない。WSJも日経も生き残りに必死で、SPIEGELも同じと想定される
・報道スピードでは、SNSを通じた一般の人が競合として台頭しており、もうスピードでは優位性を保てない
・記事のクオリティの高さ(安価な製品ではなく、ハイエンド製品に特化した先進国の企業と同じ)は失ってはいけないコアコンピタンス