幼稚園児がいる家庭の旅アテンド(1/2)

幼稚園児がいる家庭の旅をアテンドしたのは今回が初であったが、家庭により違うとは思うが、以下が今まで見たことがないスタイルで新鮮であった

  • 子供第一の考えが徹底しており、子供の機嫌が悪くならないように大人が尽くしていたこと。
    • 旅先で人様に迷惑をかけないようにということで、普段の生活では違うのだろうと思うが、尽くしすぎることが、子供が調子に乗り過ぎて感情が上手く自分でコントロールできないようになってしまうという因果関係があるのであれば、将来子供自身にとってよくない気もした
    • 自分自身の感情とちゃんと向き合え、大切にしたい他者との関係性が良好に保てるように育ててあげるのが、本人にとっても家族にとっても生きやすく楽しい人生となろう
    • 人生の主人公は、親にはなく子供にあるように見えた。子供を望む人生、持つ人生というのは子が中心になるのだろう。それが大人本人に取っても喜びであれば子を持つというのも良いと思った。今のフリーな子供のいない人生を最大限謳歌しようと改めて思った
  • 一日中外出しているのではなく、午前の部と午後の部の間に、帰宅してお昼寝や休憩の時間を設けていること
    • 今まで一番公共共通機関を1日の内に何度も乗った気がする
    • 体力維持、増強を心がけようと改めて思った
  • 夕食の時間が、子供の就寝時間を踏まえて、多くのレストランがあく18時より前であること
  • 外出中、子供がお腹が空いた時や喉が渇いた時に、その子供が欲しいものが必ずしもすぐに入手できるわけではないので、おにぎりなど出発前に子供と何を用意するのか意識合わせする手番があること
    • レストランの予約は、時間が読めないので有効ではない
  • 子供は、人形など何か手に持つものを好むこと
  • 肩車や抱っこを、子供は頻繁に求めること
    • 両親ともに、体力や(肩車をした場合は背骨など)体そのものへの負担が結構あること
  • トイレに行きたくなるタイミングは急に来るので、結構頻繁に親から子供に対して、トイレの状況確認をしていること
  • 子供の機嫌が悪くなる時は、思い通りに行かなかった時、疲れて眠い時、お腹が空いている時の3つが主な要因で、しっかり寝てもらう、ご飯を食べてもらう、といった簡単な処方
    • 大人のようなパートナーや職場との人間関係やお金、自分自身のコンプレックスなど単純な解決策はない悩みというのは、幼稚園児には見受けられず、非常にシンプルに見えた
  • 幼稚園児の声は、普段大人と会話している時と比べて全般的に大きい時が多い
    • 何歳くらいから人は大きい声を出す時間が短くなっていくのだろうか
  • 子供はとにかく遊びだけなのかと思っていたが、洗濯物を干す、コーヒーを入れるといったお手伝いを積極的に興味関心を持ってすることは想定外
    • 家事も遊びの一つとして楽しんでいるように見える
    • そういう姿勢を大人も持つとめんどくさいというあまり感じてもメリットのない感情を減らせる気がした