フッガーライ

フッガーライは、1521年豪商ヤコブ・フッガーが資金を提供し、生活に困っているアウグスブルグ市民のために建設

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1年間の家賃(管理費・光熱費除く)は今でも昔の1ライン・グルデンの額面価値で0.88€のままで寄進者とフッガー一族のために毎日3通りのお祈りをささげることも家賃の一部とされている

140のアパートがあり、150人が住む

 

フッガーライは現在でも使われている社会住宅としては世界最古のもの

歴史の古さだけでなく現在も社会住宅として持続している点が特徴

 

現在も寄進された財団の資産によって運営されている

 

貧しい入居者が人からのお恵みをもらって生きていくのではなく、自活するための援助をするため

このような考え方はマルチンルターやカトリック社会改革を先取りするものであった

 

どういう人達が住んでいるのか、現実はどうなのかに関する展示に、他の見学者より圧倒的に長い時間、30分以上費やした

約8割が年金受給者

それ以外は一人一人のストーリーはバラバラで子供を持つ家庭もある

 

家族やデイサービスを使っても1人で自活して住み続けることが出来なくなった時、退去しないといけないが、亡くなるまで入居する方もいるとのこと

 

また観光地として日常生活するエリアに観光客が毎日来ている点については、ポジティブに捉えている人もいれば、あまり関わりたくない人もいるとのこと

 

近所同士の揉め事もどこでもあるようにフッガーライでもあるとのこと

夜の騒音など

 

観光地によくあるパターンとは違うコンセプトで新鮮さがあり、見入った

 

午前中TOEFLの試験を試しに解いてみて撃沈し外を見たら天気が良かったので、9€チケットキャンペーンが8月で終わる前ということで、1時間弱でアウグスブルグに行ってみたが、日帰り半日でちょうどよかった