ビジネスオーナーとしてのデイジー

出資者兼経営者であるデイジーには上司はいない

 

車を出すから休みを取ってクロアチアのビーチサルサパーティーに行こうと誘われた時に、上司に休みを取って良いか相談しないといけないと言ったら、私は上司はいないので自分で決めないといけないと言っていた

会社員としてはそんな発想はなかったので新鮮な反応であった

 

デイジーは教育を専門にしており、ハンパない熱量で、自ら運営する幼稚園やセミナー等で実践している

 

色々と語ってくれているが、私のドイツ語の理解が十分に追いついていないものの、今回新たに、へー、そういう世界もあるのかと以下興味深く聞きいった

 

幼稚園というのはどこかは常に売りに出ているもので、特に問題が沢山あるところを購入して立て直すことにやりがいを感じているという

今は7つ経営しているとのこと

例えばすごく問題のあった幼稚園の建て直しをすると決めた時は、1ユーロで購入して、その後起きている時間のほぼ全てを費やして、また自己資金を投入して立て直したとのこと

 

運営状況の良い幼稚園を購入することもできるが、それだとやりがいがないという

 

話を聞いている限り、デイジーがやっていることの一部は、企業再生人とは違うが、似たようなところもあると感じた

 

また、別に大学教授タシロと、ワークショップを定期的に運営していて、かなり労力を割いているということだが、そこは基本的に趣味の世界で、特に収入を得ている訳ではないという

 

今週から、新たな従業員が数十人入るという

 

時期にもよるが、合計で子供800人くらいを受け入れているらしい

 

この前、昔立て直してその後手放した幼稚園の近くを通りかかったので、興味があるならもう私のではないので中には入れないが外観だけ見学できる、と連れて行ってもらった

 

理想の教育にはまだまだ程遠く、問題だらけだという

 

私のドイツ語理解が間違っていなければ、このような会社員とは全く違う取り組みをしているデイジーの話は新鮮で面白い