IKIGAIKIDSの構想に向き合っているのモチベーションの源泉の一つに、会社をいつかは退職することになるが、その際に「自分の役割を持つ」というのがあると認識している
CCRCというコミュニティの考え方は参考になったし、IKIGAIの重要性を改めて感じた
ーーーーー
CCRC（Continuing Care Retirement Community）は、高齢者向けのコミュニティで、健康状態の変化に応じたさまざまなケアを一か所で受けられる仕組みを提供する施設です。アメリカで特によく見られるこの形態では、入居者が独立した生活を送りながら、必要に応じて介護や医療サービスを受けられるように、段階的なケアが用意されています。一般的には、以下のようなサービスレベルが含まれます：
- 自立生活（Independent Living）: 健康で自立した生活を続けられる入居者向けの居住区。
- 支援付き生活（Assisted Living）: 多少の支援が必要な場合の居住区（食事、身の回りのケアなど）。
- スキルド・ナーシング（Skilled Nursing）: 医療やリハビリテーションなど、より高度なケアが必要な場合の施設。
CCRCのコンセプトの一つに、「自分の役割を持つ」という考えがあります。これは、入居者が単に受動的な介護を受けるだけでなく、コミュニティの一員として活動し、役割を果たすことができるというものです。たとえば、趣味やクラブ活動、ボランティア活動など、入居者が参加できる機会が豊富に用意されています。このアプローチにより、高齢者がより生きがいを持って生活できるような環境が整えられているのです。
アメリカでは高齢化社会に対応するため、このようなCCRCが盛んに開発されています。入居者は、将来の医療や介護のニーズを考慮して、長期的なケアを確保するために入居することが多いです。また、CCRCは家族にとっても安心感を提供し、家族が遠く離れていても一か所で必要なケアが提供されるという利点があります。
