ダッハウ強制収容所見学 その1

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天気のよい週末、往復40キロをサイクリングし、ダッハウ強制収容所を見学した

フィルム視聴や展示をしっかり読んでいたので、閉館17時ギリギリまで4時間以上かかった

 

エントランス無料で、オーディオガイドは4€(名前の入ったIDカードをデポジットに渡す必要有。私の場合は、パスポート・運転免許証・保険証だとなくなると手間なので、自分の名前の入った定期券を渡した)

 

見学して私は以下の理解をした

  • 当時、非人道的なことが当たり前の世界だったが、内から歴史に残るような反旗はなかった(群衆心理で有名な、圧倒的な権力には人は簡単に屈服する、という点を想起した)
  • ダッハウ強制収容所のモデルとなり、このシステムが欧州各地に展開された(民間ビジネスで例えると、チェーン展開のイメージを持った)
  • ユダヤ人男性だけでなく、思想、政治、宗教などがナチスにとって不適切な男性も収容(大義名分はどうであれ実質的には敵を政治犯として逮捕したり、群衆心理を理解した上で国民の不満のはけ口をユダヤ人にしたりしていた印象を持った)
  • 当初はプロパガンダとしてダッハウを活用。ナチスは、メディアを味方につけた。外国メディアにも見せたいところを演出したところを見学させて真相を掴ませなかった(今は個人が発信してSNSが強い影響を持っているので、インフルエンサーを連れてくるだろうと思った)
  • 当初は、収容された人も、お金を収容所に送金して配給される食事以外のものを購入したり出来た。その後と比較するとまだましだった。その後、設立時の想定キャパを上回る人が収容され、衛生面も悪化。SSが過激化。ドイツ空軍のための人体実験、ガスといった世界に知れ渡る非人道的な扱いが日常化した(心理学でも証明されている、人の慣れが過激の一途を担っていると思った)
  • SSによる証拠隠滅があった(歴史から消えた事実もあるし、残ってたとしても公共に公開するのが適切ではないものも存在するはずでこの一文でよいと思った)

 

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Dachauhttps://www.kz-gedenkstaette-dachau.de/tours_single_visitors.html 

guided tours for individual visitors 

Daily 11 am and 1 pmTickets: 3,50 €

Length: 2 1/2 hours