年間振り返り ~投資~

今年の実現利益は+29万円

〔2018年1月~12月の投資実現利益〕
 Capital Gain : +215,842円(税引後)
 Income Gain :  +73,422円(税引後)
合計:+289,263円(税引後)

尚、2014~2018年までの累計実現利益は+89万円(税引後)

 

〔2018年1月~12月の投資未実現損益〕
 現物: ▲742,600円(▲9.54%)
 信用: ▲607,082円(▲6.64%)
 外国: ▲176,728円
合計:▲1,526,410円

含み損を抱えているということは、ベア相場でない限り、今は買い時であるということだが、手元現金は、万が一の信用の追証(返済して損失が確定してしまう)のため、使わない
引き続き「億り人」に向けたプロセスを楽しむ

米国景気の動向を先取りするとの理由から注視するのが米住宅関連の指標で、力強さは読み取れない
U.S. Housing Starts Top Forecasts, Permits Rise to Seven-Month High
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-12-18/u-s-housing-starts-top-forecasts-on-boost-from-multifamily

アメリカ・住宅着工件数 とは
景気動向に敏感で、同時に発表される建設許可件数が先行指標とされている。住宅投資が活発になると、それに伴って家具や家電製品の購入も増加するなど波及効果がある。また、金利状況にも左右される傾向が強い。毎月第3週(夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半)発表。

アメリカ・住宅建築許可件数 とは
住宅着工と同時に発表される。建設開始前に許可申請が行われるので、先行指標とされている。毎月第3週(夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半)発表。

直近の株価の動きは、以下のようなことが起きていると思う。

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1815年ナポレオン率いるフランス軍と、イギリス・オランダ・プロイセン連合軍のヨーロッパの覇権をかけた戦い(ワーテルローの戦い)がありました。当時イギリスは、戦費を国債発行により調達しており、仮にイギリスが敗北すれば、英国債の大暴落が予想される状態でした。そのため、当時から金融都市であったロンドンでは、多くの投資家がこの戦いの勝敗を、固唾をのんで見守っていました。

その時、金融業者のネイサン・ロスチャイルドが猛然と英国債を売却し始めました。ネイサンの4人の兄弟は欧州中に散らばっており、周囲から彼は情報通であるとみられていました。当時は電話もなく周りの投資家は、ネイサンが独自の情報伝達網を活用し、いち早く戦況を把握し、“英国が負けた”ことを知っていたため、英国債を売却し始めたのだと考えました。

そして周りの投資家は英国債を売却し始めました。ネイサンの売りを見て、市場は混乱。売りが売りを呼ぶ暴落となりました。

しかしこの時、ネイサンは英国が本当は勝利目前という情報をつかんでいました。しかしイギリスの勝利を知りながら、ネイサンは英国債を“買う”のではなく、逆に“売却”し他の投資家を翻弄したのです。

投資家たちの売り注文が殺到してタダ同然になった英国債を、ネイサンは今度は大量に買い始めました。翌日、ナポレオン(フランス軍)の敗北が伝わり、英国債の価格はもちろん急上昇。ネイサンは一夜にして巨額の利益を手にしました。

かなり急ぎ足でしたが、いかがでしょう。この逸話には人々を魅了する普遍的な要素があると思います。他の投資家に先んじる情報収集能力、英国の勝利を知りつつ(英国債を買い増すのではなく)売却をする発想力や、機転・人心掌握術、紙くず同然の債券を変えるだけ買う機動力や度胸などなど。

たしかにこんなことは一部の選ばれた人間にのみできることでしょう。「安く買って高く売る」などという単純なロジックではなく、もっと複雑で高尚な知的ゲームかもしれません。

これはこれで知っておくべき事実です。短期間で巨額の富を築いた人や、大きな事業を成し遂げた人には、この手の伝説的な逸話がいくつかあるものです。だから伝説的な人物になれたのでしょう。多くの人は、投資というものはこれくらい奥深い(素人が手を出すものではない)ものと考えているのかもしれません。
「マネー現代2018.12.29普通の人が「億単位」の資産を築いた…! その意外すぎる投資法」より抜粋
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