ドイツ警察への損害届の提出

左サイドミラーガラスが路駐時に何者かに破損させられたが、その後フロントガラスに連絡先をメモに残した加害者と思われる方がいた

 

私の方で見積もりを取ってみたら修理代が、市販部品交換・塗装費用が450€、純正部品交換・塗装費用が750€、ということで、わざわざ連絡を取ってやりとりする手間と自腹で修理することのコスパを考えたが、とりあえず連絡を取ってみた

 

連絡を取ってみたら、メモを残した方の元上司と名乗る方から電話がかかってきて、まず警察に届け出て欲しいと言われて、久しぶりに警察に行った

 

電話番号だけでのやり取りで、名前、所属、メールアドレスなどは一切不明

 

警察によると、加害者側がすぐに警察に届け出ないと罰金になるのであなたが届け出ることでその方が罰金になるということだった

 

加害者の元上司を名乗る方はすぐに警察に届け出ないといけないことを知らなかったので私にまず警察に損害届を提出してくれと言った可能性が高い

 

元上司を名乗る方に警察で届出中に再度連絡を試みたがつながらなかった

 

その後損害届の番号が発行され、警察からその方に対して以下を伝えるようガイダンスがあった

 

Police asked me to tell you below.
"Please go to Polizeiinspektion 42 München (Neuhausen) (Landshuter Allee 38, 80637 München), or call "089/54265-0"

 

対応してくれた若手女性警官は、寄り添う姿勢で適切に要所を書類にまとめ上げており、態度や実務面での高いパフォーマンスを感じた

 

ドイツ語の書類になるが、ドイツ語が十分ではない方には英語での説明もすることになっており、英語での説明を受けた旨サインした

 

警察に届け出たことが嘘偽りなく真実であること、仮に嘘だと発覚した場合は罰に処せられることなども英語で説明を受けてサインした

 

警察にまず届け出て欲しいと言われて仕方なく行ったら、わざわざメモを残してくれた善意の方かつわざと壊した訳ではないのに、加害者が届出の義務を怠ったということで警察が罰金を課さざるを得なくなり、個人的には(加害者の方には修理してくれれば良かっただけなのに)望まない状況になっている

 

今回は警察に行ってくれと言われたので行ってみたが、本件に関して私の意思は全くないので(修理代を持ってくれるとラッキー程度)、面倒なことにはなりたくないので今後も自らは動かず、何か指示があれば動くようにしよう