空港で働いていた人たちの現状

アイスランドの空港で働いていた方と話す機会があった

 

2020年の1月2月ごろからフライト数が減り、空港の利用者数が減り始め、4月からは実質的に空港での仕事がなくなった

その後夏ごろに一時的に回復し始めたものの再度仕事が完全になくなった

その後夏明けに突然解雇が言い渡された

今回は需要の突然の喪失と言うことで会社からの特別手当はなく、現在アイルランド政府からの失業手当により2年半仕事がない状態でも家賃の支払いや生活必需品の購入には十分な程度のお金を受給している

その方曰く、あまりに突然でびっくりしたものの、自由な時間ができ、ドイツ語の勉強や今後の人生を考える契機になったと認識しているとのことだった

 

この方はポーランドからの出稼ぎでアイスランドに行って仕事を得た方であるが、ポーランドは給料が低くアイスランドで仕事を得ると約3倍の稼ぎになると言っていた

またポーランドの政治には不安定要素があり今後の人生で戻るとことは考えられないので、今はドイツ語を勉強して政治や雇用が安定しているドイツで仕事を得ると言うことを真剣に考えていると言うことだった

 

私もドイツに来てから感じているが、ドイツで働くことは従業員にとっては非常に良い選択であると感じている

搾取されている感がない

 

ドイツはもしかしたらアメリカのように世界中から移民を受け入れて国としての強さを持ち続けようとしているのかもしれない