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Nonmarket strategyという考え方をIMDの教材で知った(IMDの研修だが、当該論文はMIT)

 

個人的には、(market strategy である)経済的利益を第一に取りに行くだけでなく世論と向き合うこと(経済的利益が二の次になっても)にも企業はリソースをさくものという考えだと理解した

 

具体例を一つピックアップ

Novartisという製薬会社は、薬のパテントを各国・各企業に守らせるのが彼らの利益につながるが、貧困国でも暴利を貪るのかというロビーストの声や途上国政府からのクレームがある中で取った行動

 

貧困国には劇的に安い価格で薬を提供して、パテントを守らせることと貧困層にも薬を届けることを両立させ、企業の社会的責任を果たしている、というストーリーを展開した

 

この点を上手くやれず、グローバルな法規制に従えとか、世論を無視した主張を展開して炎上する企業が多いので、CEOとしてちゃんと認識しておこうという転ばぬ先の杖

 

企業も世論を形成する一主体なので、プロアクティブに関わっていかないと、いつの間にかあなたがメニューにのっている状態になっていますよ、ということだった

 

企業に限らず、政治(社内含む)もそういうものだと思われる