サルサの定例飲み会に突如遅れて参加しようと自転車でかけつけ駐輪した時、お店の前で、偶然お店から出てきた我々の行きつけのお店の店主Rafaelと目が合った
(Rafaelは西武ライオンズの元野球選手)
私を見るとすぐに、Rafaelはパタンとドアを閉めた
もう24時を過ぎていたし、これはもう閉店の時間なのか今日は到着が遅れたかと思ったが、お店のドアを開けた途端、照明がつき、拍手と喝采
スーパースターが登場した時のような店内の盛り上がり
アイドルはファンに囲まれるとこんな気持ちなんだろう
全く予期せぬ展開に一瞬驚いたが、自然と身体全体を使って喝采に合わせてセクシーソロダンスをしていた
そして私のランダムな動きでも喝采が盛り上がる
サル友の1人が動画を撮ってくれていたが、私の動きにはセクシーさは全くなく、お尻を振ってよろめいていただけに見える
来るとも一言も言っていないのに、「2時間待ってた」とか、拍手喝采した後「人を間違えた」とか適当なノリのサルサダンサー達
Rafaelに、「彼女と今の時間まで遊んでいたのか、名前を吐け」と言われ、一瞬真面目に野外サルサパーティーに行っていたと言おうとしたら、女性陣から彼女の名前はSchneckeと一言
ドイツ語で、カタツムリの意味
サルサパーティーが行われている場所が、通称Große Schneckeと呼ばれており、そこから彼女達は名前を取っている
サル友は、ダンスもかなり上手いが、切り返し含めたコミュ力の高さと場を盛り上げる力も魅力的である
店主RafaelとSalsaborのサル友の粋な計らいにより、スター登場のサプライズを味合わせてもらった
アイドルナイトであった