東大医学部を19歳で卒業した森鴎外の舞姫(1890年)は、ドイツ留学の体験をもとに書かれた小説と言われている
森鴎外ははじめはライプチヒに約一年滞在しライプチヒ大学にて学ぶ
その後ドレスデンにて軍医講習に数ヶ月参加
そしてミュンヘンに移りミュンヘン大学でも一年余り学ぶ(1886年3月8日から翌年4月15日までの1年余)
「ビールの利尿作用」についての研究を発表し、ビールを飲むと摂取した量以上の尿が生成される作用はビール特有の成分ではなく、アルコールによるものであると突き止めた
ビールを飲むとトイレが近くなることをちゃんと発見している点はニュートンのりんごのようだ
最後にベルリン大学で近代細菌学の開祖コッホから指導を受けた
ドイツ留学三部作の一つ「うたかたの記」は、バイエルン国王ルードヴィヒ2世の溺死自殺を背景に書かれた
ルードヴィヒ2世は、シンデレラ城のモデルと言われるノイシュバイン城をつくった
森鷗外は、ゲーテのファウストや、アンデルセンといったドイツ文学を日本語に翻訳もしている
ちなみに個人的にはエリーゼやエリスという名前のドイツ人をまだ見たことがない