ルターと聖書翻訳、ドイツ原発

世界には、約2000の言語と方言があります。そのうち1200語以上に、聖書とその分冊が訳されています(最も多く翻訳された本)。

 

1534年、マルティン・ルターがドイツ語の聖書を発行したときは、約15の翻訳がなされていました。1600年には40種類となり、1700年には52種類でした。その後、全ヨーロッパに多くの伝道グループが起こり、この人々は全世界に福音を伝える使命を神から受けて、各国へ出かけて行きました。当然、その土地の言葉の聖書が必要です。そこで大勢の言語学者たちが、聖書の翻訳という困難な業をなしとげていったのです。1800年に75の翻訳となり、1900年には567、1953年には1167、そして今日では実に1200以上の翻訳があるのです。

 

私の想像に過ぎないが、言語学が発達したのは聖書の翻訳の仕事があったことも大きい

同じように原子力発電も原爆が大きい

原爆開発で培った知識や人材や技術の有効活用として原子力発電

ドイツが原発を辞める決断をしたのはそういったサンクコストにとらわれない理念に基づくものだったのであろう

一方、ドイツ政府は訴訟をかかえていると聞いている

何が正しいかは立場によって違うが日本の方向性も注視したい