ドイツには塾はない

ドイツで生まれ育った地元子から聞いて違いに驚いた

 

日本のように、予備校はドイツには存在しない

そもそも塾と言う存在がない

 

つまり、学校帰りまたは週末に塾に行く事はないし、予備校のような自習室と言うものも存在しない

 

確かに予備校を見たことが今まで1年強1度もない

 

かといって勉強しないと言うわけではない

 

小学校4年生で、5年生以降3つのどの学校に行くのかそれまでの成績をもとにレコメンデーションされる

 

つまり、よく勉強ができた子が行く学校、まあまあ勉強できた子が行く学校、あまり勉強ができなかった子が行く学校、の3つに5年生以降は分かれる

もちろん一番下の学校に進んだからといって上に上がれないわけではない

成績が伸びれば1番ボトムから1番上に転校することもある

逆も然りで、上に行ったからといっても成績が落ちれば下の学校に転向

進級できなくて同じ学年を2回やるケースもある

 

日本のように勉強ができてもできなくても皆一律に中学3年まで上がっていくと言う事はドイツではない

進学出来ないのである

 

また、成績のつけかたも違う

 

突然小テスト行ったり、急に指名されて説明を求められたり、大きなテスト以外でも日々のそういったパフォーマンス、授業中での発言等の貢献度が非常に成績に大いに影響する

最後の大テスト結果が乏しくなくても、それまでのそういった積み重ねが非常に良い成績であれば、そこまで最後のテストが成績全体に響かないといったこともあり得る

 

教育システムがかなり違う