色々な眼鏡を持って世界を見る

ジムを出ると目の前に、ガタイのいい男達と、着飾った華やかな女性達のテラスパーティ

 

絡まれないようにサクッと通りすがろうとしたら、笑顔の男性が、君も飲まないか、と

 

ただのジム帰りの身分っす、と言っても、今ジムから出てきたの知ってて声かけてる、さあどうぞ、ということだったので頂いた

 

声をかけてきたのはベン(Ben)

 

イタリア人の彼女とのEngagement Partyということで、皆にご馳走していた

 

皆ガタイがいいと思っていたら、ベンは私のジムの隣のMUAY THAIのオーナーで、参加者はその関係者だった

 

ベンは日本語も少し話せて、柔道用語を話してくれたがそもそも私がよく柔道を知らず、最後に唯一知っている柔道用語、一本!、で締め括った

帰宅してムエタイのホームページを見てみたら、黒帯だとプロフィールに書いてあった

https://www.munich-mma.de/trainer/benedikt-schotthofer/ 

 

エドウィンという方とも話をした

 

エドウィンは元サッカー選手で、トレーナー勤務も含めて、ロンドン、パリ、ニューヨーク、マイアミ等世界中住んできたが、今はパートナーと地元のミュンヘンに住んでいる

 

彼と意見が一致したのは、ミュンヘンは生活のクオリティが他都市と比べて非常に高く住みやすいということ

 

アルプスにはすぐ行けるし、自然に囲まれている

都市機能もしっかりしている

 

彼が、本とかだと絶対に分からない見えないものがある、それはそれぞれの国の眼鏡だ、と表現していた

元々自分にあったドイツの眼鏡だけでなく、世界の色々な都市で住む経験を重ねてアメリカの眼鏡等、色々取り替えて見えるようになった、と

 

私は、価値観の物差し、と表現しているが、エドウィンの眼鏡を付け替えるジェスチャーをしながらの話し方も好きだ

眼鏡という表現も良い

 

マッチョの集団と、深い話や人生話が色々出来て、偶然ながら良い夜となった

 

1人だけ短パンとジャージという服装で明らかに違和感はあったが、ありがとうムエタイ